そこで、4つの業界地図を比較してみましたのでご参考ください。
①会社四季報 業界地図(東洋経済新報社)
会社四季報業界地図 2013年版
東洋経済新報社
東洋経済新報社
- 価格
- 1,050円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2012年09月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784492973219
●業界区分…141業界
●『週刊東洋経済』、『会社四季報』や『就職四季報』(新年度版は11月10日頃発売予定)などを刊行している東洋経済新報社による業界地図です。
特徴は、なんと言っても掲載企業数が多いこと!
3200社が掲載されているそうです。
また、最初の18業界は「注目業界特集」として集まっています。
伸びている業界を知りたい人にはオススメです。
各業界ごとに「四季報記者のチェックポイント」という解説も掲載されています。
さらに、将来的な動向を「晴れ」「雨」などのマークで紹介している「業界天気予報」も掲載されています。
●企業掲載数が多いため、他の出版社より表が細かくなっており、コラムなどが少なめです。
②日経業界地図(日本経済新聞出版社)
日経業界地図 2013年版
日本経済新聞出版社
- 価格
- 1,050円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784532318314
●業界区分…147業界・企業グループ
●巻頭の「100品目シェア」という特集では、「歯磨き」や「硬式テニスラケット」など、細かい分類で業界シェアが掲載されていますので、興味がある商品から企業を探すことができます。また、ページの左側に「今後の焦点」というコーナーがあり、過去のデータだけでなく、5年後、10年後の予測がグラフを使って紹介されているのが特徴です。
●業界によって企業掲載数にバラツキがあるので、興味がある業界が詳しく掲載されているか確認してから購入したほうが良いかもしれません。
③最新業界地図(成美堂出版)
最新業界地図 2013年版
成美堂出版
- 価格
- 1,050円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2012年10月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784415314112
●業界区分…141業界・テーマ
●『週刊エコノミスト』の記者による業界地図です。他の出版社とは異なり、横書きレイアウトになっているのが特徴です。企業掲載数は日経業界地図より多い印象です。インタビューやコラムも充実しています。
●グラフが少なく、売上高の推移などの情報が少なめです。
④図解革命!業界地図 最新ダイジェスト(高橋書店)
図解革命!業界地図最新ダイジェスト 2013年版
- 価格
- 1,050円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2012年08月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784471410513
●業界区分…90業界
●各企業の売上の内訳が円グラフで掲載されているのが特徴です。例えば味の素であれば、「国内食品・海外食品・バイオファイン・提携事業・医薬品」などに分かれています。「味の素が医薬品を扱っている」という発見もできます。また業界ごとの「1人あたり売上高」「平均年収」「平均年齢」「平均勤続年数」といった情報が掲載されいたり、業界全体の売上高の3年間の推移がグラフになっているのも良い点です。
●グラフやデータは充実していますが、解説文は少なめです。
一見、ほとんど違いなないように見える業界地図ですが、それぞれ出版社の特徴がありますので、自分に合った本を購入してくださいね。
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